ここは全米屈指の自然史博物館で、目玉の「恐竜の化石」を筆頭に人類学、地質学、動物学などコレクションは膨大なよう。
その日は学会の日だったので、妻/子供は朝から博物館に行って、自分は午前中は学会に行って昼1時頃に博物館で合流する予定に。
学会場でレクチャーを聴いて、ポスター会場で色々質問をして、12時にはとりあえず学会終了。
バスでmuseumに向かう前に、妻に連絡をしようとしたが、携帯がつながらない、、、
なんだかまずい予感が。
なぜなら自分の分のチケットも妻が持っていたから。
とりあえずバスに乗って、停留所からちょっと歩いて、12:30にはmuseumに到着。
でかい。とても立派なmuseumです。
そんなことより、問題は妻の携帯に連絡が取れないこと。
何度連絡しても、コールすらかからず、「このpersonはvoicemailの設定をしていません。good bye」との自動音声のみ。ちなみにかけるたびに25セント取られるし。
博物館の入り口に行って、見える範囲に妻がいないかと見てみるが、見えるわけはない。博物館でかすぎる。
しょうがないので、博物館の外のベンチで座って、時間をおいて連絡することに。
30分間断続的に連絡を試みてみるが、相変わらずつながらない。そして、雨が降り出す。。。
やむなく博物館の入り口に戻って、再び妻を捜すことに。
博物館の入り口できょろきょろと中をのぞき込むアジア人。明らかに「不審者」。
10分ほど不審者をしていたところ、体格のがっしりした黒人ガードマンがやってきました。
ガードマン:「やあやあ、何やってるんだい?」
笑顔を作りながらもこちらを値踏みするような目線。
実はかくかくしかじかと事情を説明する。
すると、ガードマンはおもむろにポケットからシールを取り出して、こちらの胸にそのシールをぺたり。
「VISITOR」と印刷されたシール。
ガードマンのおっちゃん、にこやかに「これがあれば中に入れるよ。中で家族を探しな」と。
おおお、おっちゃんありがとう!!!!!
中に入ったところで、とりあえずパチリ。
この広い博物館をどう探したものかとメインロビーでしばしうろうろしてたら、妻/子供と遭遇。LUCKY!!
ガードマンのおっちゃんにも一応報告。
無駄に時間と電話代($10ほど)を費やしたけど、無事に解決。
どうもこの博物館は造りが丈夫なためか、博物館の中では携帯の電波状態が非常に悪いよう。
チケットを自分で持っておかなかったのが反省点です。
さて、遅ればせながら博物館を堪能。
迫力があったのはやっぱり恐竜の展示。
この博物館の目玉のT-Rex "Sue(スー)"
1997年オークションで$840万で手に入れたとのこと。
化石の値段ってこのぐらいするもんなんですね。
トリケラトプスも迫力です。
トラブルがありながらも、とりあえず楽しんだ。