2013年08月31日

Ca, LN, Figures

ご無沙汰です。
最近も忙しいです。

メインプロジェクトの実験では、Caシグナル見てます。
コラボレーターのラボにいい機械はあるけど、自分が使ってる細胞用のプロトコールはないから試行錯誤中。
Fura-2ですわ。こいつのoptimization大変です。
来週こそはいいシグナルが見えることを期待。
結果がポジティブでもネガティブでもこの実験で終わりにしたい。
アッセイ系がうまく動くことを切に願うのみ。


サブプロジェクトではリンパ節細胞の培養してます。
vivoで免疫してるのに、in vitroで抗原にうまく反応しないんですよね。
こっちもなかなかうまくいきません。
日本のコラボレーターからいっぱいアドバイスもらったので、次はうまくいくはず。
このプロジェクトもこの実験が最後の実験。
10月の学会までに最終データとれるかな?


Figureいっぱい作ってます。
メインプロジェクトは、今のところFigure 10パネル + Suppli 3-5パネルぐらいかな。
ちなみに1パネルに写真・グラフは3-10ケほど。
超つめこみまくりで、どんだけ~ですわ。
Ca以外のところは今週末に仕上げたいな。
週明けにはボス、大ボスに改めてみてもらって、投稿雑誌の最終相談をしたいところ。

Figure作成(+統計解析は)はGraphpad!
http://www.graphpad.com/
http://www.mdf-soft.com/prism/ (日本語サポート付)
こいつは優れものです。
おすすめ。


さてさて、今週末はLabor day weekend。
夏の終わりとか言いながら、昨日はこの夏最高の暑さ。
picnic, poolと家族サービスしつつ、Figure三昧の週末になりそうです。
posted by Tomo at 22:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月04日

ちょっとだけ新規開拓の旅に出てみますかね

先の記事書いたサマースチューデントがラボに来てくれてる間は必然的に英語で濃厚な会話をしてました。
スモールトークから、実験指導、プレゼン指導まで。

来週以降はまた100%日本人ラボに戻っちゃうということもあり、オンライン英会話スクールの新規開拓でもしてみたくなりました。

そんなことで、久しぶりにオンライン英会話スクールを色々と覗いてみました。

気づいたこと

・相も変わらず「格安」だけが売りの「おしゃべり系スクール」が多い
 価格競争という不毛な消耗戦はやめたほうがいいのにねえ。
 利用者にとっては「英会話」の垣根が低くなって、とりあえずは結構なことです。 

・値上げしたスクールがちらほら
 去年の10月以降、円―ペソ相場は20-30%動いてますから、その分が価格に転嫁されるのはやむを得ないですかね。
 某スクールはこの機に乗じて(?)実質50%値上げですね。まあ、いろんな事情があるんでしょう。

・ネイティブ系スクールが増えてきてる
 スクール側は、ネイティブという付加価値をつけて利益率を上げに来てますね。
 ネイティブ系スクールが増えることで、結果として高額だったネイティブ系スクールのレッスン料が下がってきてるので、これも結構なこと。

・短時間レッスンのスクールがでてきた
 忙しい日本人にとっては30分のレッスン時間を確保することも大変なんでしょうね。
 ぐんぐん英会話はこの8月から15分レッスンになりました。(元は25分)
 このアジリッシュは、1レッスンなんと10分。
 こんな短時間でレッスンの形態を保てるのか??という疑問もでてくるけど、もともとオンライン英会話はレッスンというよりおしゃべりタイムだから、おしゃべり25分が15分、10分になったところで大した影響はないのかな。
 おしゃべりメインの学習者や忙しい人にはいいかも。


で、気になるスクールは

前にも記事に書いた「DMM英会話」と上にもあげた「アジリッシュ」。

DMM英会話
 このスクールは英会話スクールというより「オンラインチャット」。いろんな国の人が所属しているみたいなので、世界中人ととおしゃべりができます。英語の勉強というより、どんな人と話できるんだろうって興味津々です。
 スクールに勢いがあるのもいい。ここの拡張っぷりは他のスクールの追随を許さない。
 月額1000円キャンペーン期間に入会しなかったのが後悔するところ。

アジリッシュ
 この10分レッスンってのが興味をそそります。10分でいったい何をしてくれるのか。
 自分はパーティなどで初対面の人とスモールトークをするのが苦手なので、そういったスモールトークの練習にいいかな、なんて期待してます。
 10分だったら、早朝だけでなく疲れ気味の夜にもレッスンを入れることができそう。


体験レッスンだけならここも気になる。
DEAN MORGAN ACADEMY
ネイティブ系で、店舗型(東京近辺)の英会話スクールでもあるよう。
マンツーマン(30分かな?)の正規料金は1レッスンが4000-4600円!
高いわと思うと同時に、その価格に見合うだけのレッスンとは一体どんなものなのか!?


ちょっくら旅に行ってきます。


あ、こちらもどうぞ。
「オンライン英会話 選び方&使い方」
http://eigo5.jimdo.com/
オンライン英会話スクールの選び方などまとめてます。ご参考に。
posted by Tomo at 06:12 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サマースチューデントプログラム

9週間ほどのサマースチューデントプログラムが終わりました。

これはうちの大学の学生(1年生)が、夏休み期間中にどこかのラボ(基礎系、臨床系)に配属されて何かのテーマのもとに研究を行い、その成果をプログラムの最後に学内で、また来年春の全米規模の学会で発表するというもの。
各ラボがこういった内容の研究を企画していると事前に募集を出し、応募してきた学生をインタビューする。
その後、そのプログラム担当の教授が学生の配属を決める。
学生は大学から給料をもらえ、来年春の学会時は大学がすべての費用(登録料、旅費)をもつ。
※ちなみにラボは一切お金を出さなくていい。

形は多少違えど、アメリカの大学・研究機関では夏休み期間中にこういったプログラムが行われているようです。

学生にとっては、
― 興味のある分野で経験を積むことができる
- 業績になる
- 給料がもらえる
- ただで(学会)旅行ができる

ラボにとっては、
- 給料を払わなくていい働き手がくる
- 学会での発表業績を作ってくれる
- ラボとしての教育実績になる

大学にとっては、
- 学会発表を通して大学の宣伝になる
- ラボがそのデータを使って論文を出してくれればさらに宣伝になる
- 大学の教育実績になる

3者にとって、メリットのあるシステムです。

変な学生が来たら困るわけですが、その辺は成績やインタビューを経ることでうまくふるいをかけているようです。


学生のテーマはいろいろ。
少ないサンプルサイズで予備的実験("瀬踏み"実験的なもの)をすることもあれば、ラボで進行中の大きなプロジェクトの一部分の解析をテーマとして与えることも。
なんせ2か月なので、さすがに本格的なプロジェクトというわけにはいきません。


うちの来た学生は、優秀でした。
もともとラボでバイトをしていた経験があり、Histologyが得意。
テクニックもさることながら、積極的に実験に取り組む姿勢、コミュニケーションを取ろうという姿勢、いい感じで自信家なところがさらに好印象。

彼は自分がやっているプロジェクトの一つに加わってもらい、Histology, qPCR, ELISAなどをやってもらいました。
特にHistologyはガンガンやってくれて、150以上のパラフィンブロックを切って、1000枚以上のスライドを作成し、3種類の染色をしてくれました。
半数以上のサンプルは骨を含むサンプルで難易度が高かったけど、そんなことはものともせず。
そして立派にプレゼンをしてくれました。
素晴らしいです。

その彼のためにサンプルや試薬の下準備をしたり、手技の指導をしたりと、多少の時間は取られたけど、その数倍以上のものを残してくれました。
本当に彼には感謝です。
ありがとう!


あと、毎日たっぷり英会話ができたのも自分にとってはメリットでしたね。


posted by Tomo at 05:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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